相手にNoと言うのが怖いとき、ありますよね。

仕事でもプライベートでも、特に相手が自分にとって大事な存在であればあるほど、そしてあなたが優しい人であればあるほどに

はっきりNoと言うことを躊躇してしまったり、言ったはいいものの、何かモヤモヤが残ってしまったり。

私も割と優しいほうなので(笑)、以前は結構断れずにモヤモヤを抱えることがありました。今でもたまにモヤっとが出てくるので、そういう時はすぐに調整するようにしています。

何で相手にNOを言うのが怖いかって言うと、色々なケースがあるけれど、

相手にお断りをすることで、

相手を傷つけてしまうんじゃないかと恐れているから。

思い切ってお断りしてもモヤモヤしてしまうのは、

相手を傷つけちゃったかな、と罪悪感を感じている状態。

でも、それって本当でしょうか。

100%真実?

もう一歩踏み込んで、

Noと言ったときに、なぜ相手を傷つけると感じるかといえば、

断ること=相手への否定

と自分の中で謎の公式を持っているから。

でも、ちょっと待った!

この公式は、100%真実の絶対法則なんでしょうか。

そして、この公式があなたの中に根付いていると、

逆に相手から断られたとき、

相手から否定された、と大きなショックを受けてしまうかもしれません。

ですが、よく考えてみると、

相手にNoをいうとき、

あなたは「相手のことが好きとか嫌いとか関係なし」に、

今自分が無理な状況だから、今自分が他のことに集中したいから、とか、

今の時点では相手と自分のニーズが一致しないから

といった、自分側の事情とかタイミングであることが多い(というかほとんどの)はずです。

またもう一つ視点を変えてみてみると、

人には、自分が考え、自分が思うことは、相手も同じように考え、思うはずだと

信じてしまうという心の性質があります。

この心理状態は、鏡の法則と呼ばれます。

さっきの例でいえば、

あなたが相手にNoをいうことは相手を傷つける

と信じていたら、

相手からNoと言われたときも、相手から否定されているように感じるんです。

これ、特に恋愛やパートナーシップのケースを考えて

みると、わかりやすいかも。

相手から断られたら(フラれたら)、自分を否定されたことと同じ

と信じていたら、

自分が相手にお断りするときも(フルときも)、相手を傷つける(相手を否定する)

ような気がして、罪悪感からなかなか相手に言い出せなくなってしまうみたいな。

(でも、自分の価値って、単なる一人の人間に決められてしまうほど、そんなやわな

もんじゃない)

これを逆手に取って、

あなたの中の公式を変えていけば、あなたの鏡として見せてくれる相手の態度も

あなたを幸せにしてくれる態度へと変わります。

あなたがNoと言うことは、人を否定することとは無関係

と自分の中の方程式を変えれば、

あなたが自然と、気持ちよくNoと言えるばかりか、

相手を傷つけちゃったと罪悪感を感じることもない。

逆に、あなたが相手にNoと言われたときも、

あー相手には相手の事情があるのね、しょうがないよね、って自然と思えて、

自己否定に陥ったり、相手に不信感を持つこともない。

この法則をうまく利用して、

相手にNoというときは、自分の事情をしっかりお伝えして、相手に敬意と愛と感謝を持って

お断りしてみましょう。

それを続けていくと、

相手から何か断られた時も、ショックを受けづらくなって、

仕事でもプライベートでも、もっと気軽にアプローチできるようになるから。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日という1日を、丁寧に楽しんでいきましょう♪

はなみ ゆうか (Noによる手放し=断捨離で心軽やかに♪)