仕事でも家庭でも、友人関係でも、人と関わり合う中で、特に深く関われば関わるほどに、何らかの不満は出やすいもの。
でも、そういった時こそ、実は自身の望みに気づいて、その望みを叶えていける大チャンス!なんです。
どういうことかというと、
相手への不満は、相手への期待が裏切られたときに出てくるものだから。
相手への期待がないと、相手への不満も出てこないですよね。
「相手にこうあってほしい、こういう風にしてくれたら嬉しい」
っていう願いが、あなたの中にあるということです。
もしあなたが、誰かに不満があって、相手にこうあって欲しいという期待が
あれば、ここで少しそれを思いおこしてみましょう(紙に書くとより整理されておススメ)。
そして、
その願いを叶えることで、あなたは何を得たいと思っていますか。
その願いを叶えることで、あなたはどんな気持ちを感じたいのでしょうか。
これも少し考え、感じてみましょう。
例えば、仕事をしない、仕事へのやる気がない、仕事ができなくて悩んでいる・・などの
部下を持ち、フラストレーションを常に抱え、お酒の席で愚痴るボヤく上司の、職場あるある事例。
この場合は、
・部下がもっと仕事をしてくれればいいのに
・部下がもっと成果を上げてくれればいいのに
といった期待が裏切られて不満に変わっているケースですね。
その部下が期待通りに動いてくれることで、
例えば
「もっと自分が楽になりたい(忙しさから解放されたい)」とか「もっと部全体の成果が上がって、評価されたい」
というあなたの願望があるんじゃないでしょうか。
そういった願望が、部下に期待に反映されているんですね。
そして、自分が楽になったり、成果が上がって評価されたい、と思うのは
安心したいとか、リラックスしたい、(認められて)嬉しい気持ちになりたい
とか、そういう気分に浸りたいというあなたの願望が
根っこにあるということ。(=これ、上司とか部下とか関わらず、人間の根源的欲求みたいなもの)
この自分の願いをちゃんとわかった上で、そのあなたの願いを実現するために
「どうすればいい?」って考えていくと、
あなたの願いをちゃんと実現するための、良いアイデアが湧いてきますよ。
そして、自分の願いや欲求を満たすために、相手との間でそれを満たすポイントを探していって、
もしポイントが見つからない(自分と相手のニーズが合致しない)場合は、
相手に任せる、他の人に任せる、役割を変える、など次の手段を考えていくとGood。
通常、この自分の中にある願いや欲求をちゃんと整理する、このプロセスを踏まないままに
ただ相手に怒ったり、コントロールしようとするから
自分の願いも叶わないし、相手との関係もこじれちゃうんですね。
(職場でよく最近やっている、上司と部下の1on1面談とか、傾聴も、このプロセスをすっ飛ばすとあまり意味がないものに・・)
まさに、鉄壁に何度も猪突猛進して、血まみれになっている状態(汗)。
今回は職場の人間関係をあげましたが、家族とかパートナーとか友人関係とか、
色んな人間関係に当てはまるので、あなたの状況に合わせて整理してみると良いと思います。
自分の心の中を整理していくと、見えてくるものが多いよー、という例をご紹介させていただきました。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます!
はなみ ゆうか (血まみれは痛いので、猪突猛進はもうやめた笑)