QOL=人生の質を上げること=幸福度の向上とイメージされると思いますが、

幸せを求める気持ちは、人類共通ですね。

人によって考え方も個性も、幸せのあり方も違えど、

「人生を通じてより幸せになりたい」という根源的な欲求は、

全世界共通だと思います。

そんな私たちの全ての行動は、何らかの想いや意図から発生するものですが、

例えそれが側から見ればどんなにネガティブなものであっても、

その人なりの幸せを求める形だったりします(例えば安心したいとか、

素晴らしい気分を感じたいとか)。

一生、求めてやまない幸せへの追求ですが、

では、どうしたら幸せを手に入れることができるのでしょうか。

自分の願望や夢が叶ったとき?

成功したとき?

思い通りになったとき?

自分の願望や夢が叶ったとき、思い通りになったとき、成功したときは、

一時、最高の気分や嬉しい気もちを味わえますが、

その手に入れた物事も時の経過とともに変化していくわけで、諸行無常です。

なので、願望や夢を叶えること、成功すること自体は、永続的な幸せには

結びつきません。

(逆に、もっともっと欲しいとなると、執着で苦しくなります・・)

あれ?夢を叶えたり、成功したりすると、幸せになるはずなんじゃ・・

なんのために頑張っているのかわからなくなってきたぞ・・

というあなたは、

もしかすると本当の幸せを手に入れるチャンスが今目の前に来ているのかもしれません。

なぜなら、幸せは常に目の前に来ているからです。

もっというと、幸せというメガネをかけて、この世界を映し出せば、

どんな物事にも必ず幸せを見出すことができます。

これは、慰めでもなんでもなく、本当にそうだから。

今目の前に起きている物事を、どんな風に捉えるかは、100人いたら100人違います。

自分と全く同じように見ている人は1人としていません。

例えば、お笑い芸人さんは、ネガティブな物事があったら、逆に面白おかしくネタに

してしまいますよね。

今年のお正月に、よしもとライブに行ったのですが、

普通だったら嫌だな、と思う会社内の上司とのやりとりを、絶妙な面白さに変えたコントで、

観客の爆笑をさらっていました。

十人十色、

人それぞれ見ている世界が違うのであれば、

自分も見たいように世界を見たらいいんです。

幸せを感じたければ、目の前の物事に、幸せの種を見つけにいく。

目の前の出来事は、より自分が幸せになるために、本当の幸せに気づくために

起きていることなんだ、という視点で捉え直してみる。

そうやって世界を捉え始めたら、どんな嫌な出来事も、絶対に幸せな視点が見つかります。

それが、世界が変わるということ。

嫌な奴が目の前にいたら、実はその人は本当の愛とか本当の幸せに気づかせてくれる人、

自分の精神的成長をサポートしてくれる人だったりします。

病気は、実は自分の心と体の声に気づかせてくれ、人生の方向性を幸せな方向に修正させて

くれる、とても大事な役割を果たしてくれています。

幸せは得るものではなく、気づくもの。

今日も幸せメガネをかけて、幸せな夜をお過ごしください^^

はなみ ゆうか (幸せな夜=お風呂にのんびり浸かる夜)