こんばんは。

マインドフルネスというと、「呼吸法」とか「瞑想の一種」というイメージがある人が多いと思います。

やったことがある方はわかると思いますが、

マインドフルネス瞑想をすると、短時間でもとても心が落ち着き、身体の余計な力も抜けて、とてもリラックスします。

マインドフルネスを続けると、幸福感が増したり、仕事のパフォーマンスも上がったり、健康になったりと、色々な効果があるのですが、

実は運も向上すると思っています。

みんな大好きな運気について

知人から面白い実験結果を聞いたことがあるのですが、

運の良い人(チャンスを掴める人)とそうでない人の大きな違いは、

目の前の物事に「たくさん気づけるかかどうか」、というところなのだそうです。

頭がいいとか、一般的にいう能力が高い状態とはほぼ関係ないのだそうです。

普通に生きていると、私たちの思考はどうしても過去や未来に意識が飛んでしまいがち。

未来の不安や、過去の後悔あれこれで頭がいっぱいで、

今この瞬間に意識を向ける時間がとても少なくなっています。

「あれやらなきゃ」「これやらなきゃ」と

未来に思考を飛ばして、

「あぁ、あんなこと言わなきゃよかった」

「どうしてあんなことになっちゃったんだろう」

と過去のことを思い出す。

今この瞬間に意識を向けていないから、本当は目の前に次々と来ている恩恵もチャンスも、

簡単に見逃してしまう・・

目の前のチャンスは、どんぶらこ〜どんぶらこ〜とあっという間に川下へ・・

(残炎ながら、そのことにも気づいていないのですが)

ただでさえ、私たち人間には、この世の中に存在する多くの事象を認識できていないのに、

今ここにいないことで、より物事が見えにくくなっています。

これって、ものすごくもったいないことですよね。

そんな未来や過去に囚われがちな私たちも、

マインドフルネスを行うことで、呼吸に意識を集中し、「今この瞬間」に意識を向け続けることができます。

マインドフルネスをする本当の意味は、

実は常に私たちに降り注いでいる恵みに気づき、私たちの目の前に来たチャンス=流れ

に乗っていくことで、本来望む場所へと私たちを連れて行ってくれることなのではないでしょうか。

マインドフルネスは、呼吸法だけではありません。

何かをしていてもしていなくても、未来や過去に意識を飛ばさず、

ただ今を丁寧に味わうことなのだと思います。

食べる時は、ゆっくり味わって、五感をフルに使って味わって食べる。

仕事をするときは、PCのキーボードのカタカタ音にも耳を傾けてみる。

誰かと話すときは、相手との会話を味わう。

寝る時の心地よい布団の感触を楽しむ。など。

日常、その時々でマインドフルになれる瞬間はたくさんありそうです。

ただ、仕事中は何かと、論理的な思考を司どる左脳の使用率が高まるので、

どうしてもマインドフルになれない状況に陥りがちです。

あれこれ思考が忙しなく、マインドフルになっていない自分に気づいたら、

まずは気づいた自分を褒め、

ほんの数分手を止めて、呼吸に意識を向けてみたり、コーヒーをゆっくり香りと共に味わってみたり。

ほんの数分で、見える景色が変わって、深い安心感と高い集中力で、仕事もサクサク進むことでしょう。

マインドフルメガネをかけ続けると今、改めて決意^^

はなみ ゆうか